Amazon ベーシック モニターアームを導入した

年末年始の色々やれる時間を使って、モニターアームを導入した。

自分のデスクにはモニターが2台あるので、選択肢としてはシングルアームを2台買う、またはデュアルアームを1台買うという選択肢があった。調べてみると、デュアルの場合はアーム同士の干渉や、自由度に制限があることも分かり、何より自分の環境ではモニターとモニターの間にスピーカーもあるのでシングル―アーム2台のほうが良かろうという結論に至った。

既にデスクに設置済みな他のアームとの色の兼ね合い、予算から、Amazon ベーシック モニターアーム2点セットを19,980円で購入した。セール時には15,000円台まで下がることもあるようなので、急ぎでなければ値下がりを待つのが良いと思う。

Before

f:id:bps_tomoya:20201229114617j:plain

After

f:id:bps_tomoya:20201229114634j:plain

「それほど変わってなくない?」という見た目だけれど、メリットをしっかり享受できている。

まず、目の前のモニタースタンドが消えたことで一切の段差がなく有効に活用できるスペースが一気に広がった。作業時には手前にキーボード、奧に大型本やタブレットスマートフォン類を置くことが多いのだけれど、思いのほかスタンドの段差が邪魔で、不都合が起きていた。これが、物理的に解消された。

さらに、机に身体をグッと引き寄せて奧にキーボードを配置するような作業姿勢も取れるようになった。これも、スタンドがあった以前の場合では、その分だけ奥行き制限が掛かってしまっていた。今の机はスタンディングデスクで少し寄りかかれることを想定した天板を選んでいるので、デスク環境の完成度がより高められてこれは良かった。スタンディングデスクの話は、次のエントリで書いた。

bps-tomoya.hateblo.jp

結果として、机の上に邪魔になるものが少ないということが、机の上に広げるツールやコンテンツの自由を確保し、そのバリエーションが増えることで作業者が取ることが出来る作業姿勢の幅を広げることにモニターアームが貢献した。それと、掃除もしやすい。

アームの配置は、上から見るとこのような感じになった。

f:id:bps_tomoya:20201229081619j:plain

分かりづらいけれど、上辺は左から順番にマイク、モニター、ライトのアーム。右辺にモニター。元々あったアームとは高さのレベルが違うので、上手いこと干渉せずに済んでいる。

正面モニターのアームの土台を極端な右側配置にしているのは天板の有効活用スペースを可能な限り確保するという意味がある一方で、壁との干渉を防ぎたかったというのがある。土台が正面にあると、アームを折りたたんだときにモロに壁に当たってしまうし、壁との接触を避けると今度は有効可動域が制限されるか、机を手前に引き下げて人の可動域を狭くするかの2択になる。この配置は、モニターの高さを変えるときに水平方向へのスライドが発生してしまうのだけれど、そこはトレードオフで受け入れることにした。右側のモニターは特に干渉物がないから、普通に設置している。

最後に、エルゴトロン系のモニターアームは上段側のケーブルは付属の結束バンドで吊り下げる形になっている。見た目的にもあまり綺麗にならず、メンテナンス時にも面倒*1なので、マジックケーブルタイで整えてみることにした。

f:id:bps_tomoya:20201229120551j:plain

括ったケーブルタイを、結束バンド用に設けられているフックに吊り下げるため、少し緩めにしている。副次的な効果として、アームを動かしたときにモニターまでの必要なケーブル長が変化しても、ケーブルがスルスルと動いてくれるのでテンションが一気に貼ってピンッとなるのを避けられた。実用性も担保しながら自分の納得の行く形でケーブルを処理できた。

*1:下段と同じようにケース内に納めてしまいたかった