Logicool MX MASTER のドライバである Logicool Options では、従来の SetPoint で出来ていたいくつかの設定ができなくなってしまった。
「選択した文字列で、あらかじめ設定した検索エンジンで検索する」という神のような One-Touch Search 機能もそのうちの1つである。
僕「マウスのこのボタンは検索ボタンに割り当てるで」
僕「テキストを選択して検索…と」
Explorer の検索が立ち上がる
僕「💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢」
— バトルプログラマー柴田智也 (@tomoya_shibata) April 16, 2015
MX MASTER 売却したくなってきた
— バトルプログラマー柴田智也 (@tomoya_shibata) April 16, 2015
その機能の恩恵にひどく預かってきた身としては正直とても困る。 なのでなんとか再現してみることにした。
参考にしたのが以下のフォーラム記事。
Macro Expressというマクロツールを使って、 One-Touch Search を実現している投稿があった。
…日本語情報もとんとなく、このツール大丈夫か? というのは至極当然の気持ちなので、このツールの利用は各々の判断に任せたい。とりあえずは Stack Overflow への質問投稿を発見したり、ツールそのものの更新は熱心に行われていることを確認できた。
シェアウェアなため、無料で利用できるのは30日間までということに注意してほしい。
まず、マウスの任意のボタンにキーストロークを設定する。 幸いにしてLogicool Options ではその機能が提供されていた。 ここでは「Ctrl + Shift + Alt + UpArrow」という入力を設定した。
UpArrow ではなく Num 8となっているが、キーボードが HHKB であるためと思われる。
次に、Macro Express で新たなマクロを作成する。 ホットキーとして、先ほど設定したキーストロークと同様のものを登録する。
このキーの組み合わせに、任意のマクロを組むことになる。 先のフォーラムのものを参考にしつつ、以下のように組んでみた。
Macro Express の仕様か、マウスボタン押下から0.5秒程度の時間が掛かってしまうが、 One-Touch Search の機能再現という意味合いでは十分である。
SetPoint で出来ていたいくつかのことが Logicool Options で出来なくて困る、という意見は既に開発チームに吸い上げられている模様。なくなってしまったいくつかの機能の復活に期待したい。