ES6 だとか ES7 だとか ES2015 だとか ES2016 ってつまり何という自分用記事まとめ

ここらへん斜め読みしてるとかなーーーり混乱してきて時代に置いていかれてたので、自分用にいくつかの記事まとめをしてみました。先日「頃合いの良い」出来事もありましたので。

ES6 とか ES2015 ってなんやねん、同じちゃうの

昨年サイボウズの中の人が書かれた記事が分かりやすいです。

blog.cybozu.io

要約すると、

  • 「ES2015」が正式名称だぞ
  • 仕様策定途中からそうなったもんだから「ES6」という呼び方も浸透しちゃったぞ
  • いわゆる「ES7」にあたるものは「ES2016」と呼ぶぞ

今後「ES7」っていうとマサカリが飛んでくるので気をつけましょう。

ブラウザの対応状況は

ここで確認できます。

compatibility table
http://kangax.github.io/compat-table/es6/

それぞれ 「ES5」、「ES6」、そして next という区分けがなされており、「next」には「ES6」のカテゴライズには含まれない、次期 ES についての機能の対応状況が記述されています。

ES2016 に盛り込まれる新機能が固まりましたよ

ES2016 リリース予定は2016年6月15~16日ですが、リリース半年前ごろに、投入する新機能が fix されるので、1月末には決まります。 この時点までに Stage 4 に到達している仕様がその年の ES(今回であれば ES2016)に盛り込まれ…以降期間は細かな修正のためのリソースに当てられます。

http://efcl.info/2015/10/18/ecmascript-paper/efcl.info

予定通り、ES2016 に盛り込む新機能が先日固められました。

jser.info

teppeis.hatenablog.com

新しく追加となった機能は以下の2つ。

github.com

github.com (あれ、Stage 3ってかいてある。。)

Q.さっきから Stage ってなんやねん

その機能についての提案の段階。各 Stage がどのような状態にあるかは、 azu さんがまとめてらっしゃるのが簡潔で分かりやすかったです。

TC39 Process: Stage
https://azu.github.io/slide-what-is-ecmascript/slide/12.html

公式はこちら。

The TC39 Process
The TC39 Process

昨年まで噂されていた async/await は見送りされました。現時点での Stage は 3 、実装されているのは MS Edge Preview でフラグを立てたときのみ。

github.com

次の大きなターニングポイントは2016年6月15~16日予定の ES2016 ですね。